埼玉新聞

 

深谷市長選、現職の小島進氏が無投票4選 コロナ対策しっかりと、初心にかえり「元気ある深谷つくる」

  • 小島進氏

 任期満了に伴う深谷市長選が16日告示され、現職の小島進氏(61)=無所属=のほかに立候補の届け出がなく、小島氏が無投票当選で4選を果たした。

 小島氏は午後5時前から同市宿根の自治会館前で出陣式を開き、5時に無投票が決まると祝う会に切り替わった。地元の議員や近隣の首長らが駆け付け、支持者や関係者らが万歳して喜ぶと、小島氏は頭を下げて感謝した。

 小島氏は「無投票は初めての経験で消化不良。この消化不良をコロナ対策にかけてしっかりとやる。もう一度初心にかえって公約を実現させ、元気ある深谷をつくっていきたい」とあいさつ。さらに「栄一翁で深谷市が注目された。新札の発行は大河ドラマよりもっとすごい。胸がグルグルするようなまちづくりを皆さんと一緒にやっていく」と述べた。

 市議補選(欠員1)も16日告示され、いずれも無所属新人の3人が立候補を届け出た。

 有権者者数は15日現在、11万9021人(男5万9245人、女5万9776人)。

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