【深セン共同】中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)は18日、広東省の工場で創業30周年の式典を開いた。同時にEVなど新エネルギー車の生産が累計1千万台を突破したと発表。人工知能(AI)の研究開発に1千億元(約2兆1千億円)を投じる方針も示した。
王伝福会長は式典で「これからはAIとの融合に重点を置く。(自動運転など)車の全面的なスマート化を実現し、未来の技術で主導権を握る」と語った。
BYDは王会長が1994年に電池メーカーとして創業し、95年に会社設立。2003年に国営自動車メーカーを買収して車事業に参入した。