埼玉新聞

 

地方自治功労賞、4部門で4氏受賞 狭山市消防団長・伊藤隆弘さん、浦和東署の刑事課鑑識係長・舛森幸二さん、所沢市の給食センター調理員・相葉徳之さん、県産業技術総合センター北部研究所担当部長・横堀正敏さん

  • (左から)伊藤隆弘さん、舛森幸二さん

    (左から)伊藤隆弘さん、舛森幸二さん

  • (左から)相葉徳之さん、横堀正敏さん

    左から)相葉徳之さん、横堀正敏さん

  • (左から)伊藤隆弘さん、舛森幸二さん
  • (左から)相葉徳之さん、横堀正敏さん

 地域の発展や安心安全などに長年にわたって貢献してきた公務員などを顕彰する「第53回埼玉県地方自治功労賞」(埼玉新聞社主催)で、4部門で4氏の受賞が決まった。

 県部門は、県産初の酒造好適米「さけ武蔵」や県独自の酵母の開発にかかわった県産業技術総合センター北部研究所担当部長の横堀正敏さん(60)。市部門は所沢市の給食センターで調理員として41年間働き、子どもたちの健康づくりに寄与している相葉徳之さん(63)が受賞した。

 警察部門は、主に刑事畑を歩んで多くの事件を解決に導き、現在は浦和東署の刑事課鑑識係長を務める舛森幸二さん(54)。消防部門は、狭山市消防団の団長として地域の安全や後進の指導に尽力している伊藤隆弘さん(62)が選ばれた。今年は町村部門の該当者はいなかった。

 埼玉県地方自治功労賞は、1972年に埼玉新聞の紙齢1万号を記念して創設された。授賞式は27日、さいたま市内のホテルで開催される。
 

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