埼玉新聞

 

“不登校”は教育構造の問題 埼玉初の三部制高校「戸田翔陽高校」の卒業生で文部科学省官僚の藤井健人さん 自身の不登校経験やその後の研究や実践踏まえ

  • 藤井さん(左)について語る、戸田翔陽高校元校長の管野吉雄さん

    藤井さん(左)について語る、戸田翔陽高校元校長の管野吉雄さん

  • 「日本の定時制が持つ限界を超えて、新しい学校の歴史をつくってほしい」と呼びかけた藤井さん=戸田翔陽高校体育館

    「日本の定時制が持つ限界を超えて、新しい学校の歴史をつくってほしい」と呼びかけた藤井さん=戸田翔陽高校体育館

  • 藤井さん(左)について語る、戸田翔陽高校元校長の管野吉雄さん
  • 「日本の定時制が持つ限界を超えて、新しい学校の歴史をつくってほしい」と呼びかけた藤井さん=戸田翔陽高校体育館

 埼玉県内初の三部制高校として誕生した県立戸田翔陽高校の開校20周年式典で同校卒業生の文部科学省官僚、藤井健人さん(31)は、在校生に「自分たちは社会全体ではマイノリティー。同じ環境で過ごした同期の仲間を大切にしてほしい」と呼びかけた。インタビューに応じた藤井さんは、自身の不登校経験とその後の研究や実践を踏まえ、不登校問題は日本の教育構造の問題。学校の在り方を変えなければ解決しないと語った。

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