埼玉新聞

 

<新型コロナ>出勤できない…子ども感染、濃厚接触で保育士足りず 感染急拡大で保育現場、危機的状況に

  • 保育士らは子どもたちの利用する玩具を消毒するなど、感染防止対策を徹底している=さいたま市南区のいちご南保育園

 新型コロナウイルスのオミクロン株の感染急拡大による影響が、保育現場に及んでいる。さいたま市内の保育施設は100以上が休園。感染拡大のため出勤できない保育士らが増え、市は27日から全ての保育施設などの利用者に登園自粛を要請した。市内で保育園など7施設を運営している社会福祉法人「なないろ会」(同市南区)理事長の三須亜由美さんは「感染拡大の影響は大きく、保育士が足りない危機的状況」と語る。

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