女性死亡…プールで溺れる 水深1メートル 水に顔つけて手足バタバタしていたため、引き上げると意識なく
2022/02/01/00:00
越谷市は31日、同市増林の市民プールで利用者の50代女性が30日に溺れ、死亡したと発表した。
市によると30日午後8時ごろ、プール職員が水面に顔をつけて手足をバタバタと動かしている女性を発見し救出。女性に意識はなく呼吸がわずかにあったので、すぐに自動体外式除細動器(AED)を使用した。電気ショック必要なしと診断が出たので、その後は職員が心臓マッサージを実施。同8時10分ごろ、救急隊が到着し、女性を病院へ搬送した。
プールは遊泳と歩行コース全8レーンあり、女性は水深1メートルの歩行コースを利用していた。監視する職員は従来通り3人体制だったという。新型コロナウイルス感染防止のため1日4回制(最大40人まで)にしており、当時は約15人が利用していた。女性は最終回の午後7時以降に利用したとみられ、プール内で不自然な行動は見当たらなかったという。