万引課長を処分…総菜7パックを持って店外へ 呼び止められ発覚「やったのは事実だが、覚えていない」
2022/02/02/00:00
富士見市は1日、休暇中に食料品販売店で総菜を万引したとして、同市役所協働推進部課長の50代の男性職員を停職1月の懲戒処分にした、と発表した。
市によると、男性職員は2021年8月21日午後4時半ごろ、さいたま市の食料品販売店で、総菜パック7点(計2700円)を万引した。レジを通さずに店外に出たところ、警備員に呼び止められ、同店舗が警察に通報。浦和西署は窃盗容疑で書類送検し、さいたま区検は同年10月14日、起訴猶予処分にした。万引について、男性職員は「やったのは事実だが、その時のことを覚えていない」と話しているという。
星野光弘市長は「法令を順守すべき公務員としてあってはならない行為で、極めて重く受け止めており、市民に心より深くおわび申し上げます」などとコメントを発表した。