埼玉新聞

 

プロ野球・巨人で「10年間活躍できるような選手に」 ドラフト育成5位で指名 山村学園高の左腕・西川歩投手、川越市長を訪問 同じ中学出身の市長が激励「名を残す選手になって」

  • 川合善明市長(左)を訪れた西川歩投手

    川合善明市長(左)を訪れた西川歩投手=25日午後、川越市役所

  • 川合善明市長(左)を訪れた西川歩投手

 プロ野球のドラフト会議で巨人から育成5位で指名された川越市出身で山村学園高校3年の西川歩投手(18)が25日、川合善明市長を訪問した。「1軍で10年間活躍できるような息の長い選手になりたい」と抱負を語った。

 西川投手は身長169センチ、体重76キログラムの左腕。打者から空振りを取ることができる140キロ台後半の直球や、切れ味鋭いスライダーが持ち味。

 野球は小学2年生の頃から始めた。市立川越第一中学校から山村学園高へ進学し、第106回全国高校野球選手権埼玉大会ではベスト4の記録を残した。巨人とは11月に仮契約を結び、背番号は「029」と決まった。

 西川投手は高校の制服姿で、平野正美校長、岡野泰崇監督とともに川合市長と面会。自身のサイン色紙とボールをプレゼント。川合市長は自身も同じ中学校の出身であることを伝え、「着実に練習を重ね、プロ野球の中で名を残す選手になってほしい」と激励した。

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