埼玉新聞

 

大変残念な中止…順天堂大“新病院”開院断念 800床で大規模、延期が続き…建設費が高騰、医療を取り巻く環境変化、順大の財政状況も厳しく 埼玉で高まっていた期待「申し訳ない」

  • 順天堂大学新病院の整備予定地=29日、さいたま市緑区

    順天堂大学新病院の整備予定地=29日、さいたま市緑区

  • 開院を巡る経過表

    開院を巡る経過表

  • 【地図】さいたま市緑区

    順天堂大学新病院の整備予定地があったさいたま市緑区

  • 総事業費の推移

    新病院計画の総事業費の推移

  • 順天堂大学新病院の整備予定地=29日、さいたま市緑区
  • 開院を巡る経過表
  • 【地図】さいたま市緑区
  • 総事業費の推移

 さいたま市の美園地区に800床の新病院開院を計画していた順天堂大学の代田浩之学長らが29日に県庁を訪れ、大野元裕知事に計画中止を報告した。同大は断念の理由に資金捻出が難しいとし、代田学長は「新病院の計画を断念するとお伝えに参った。これまでご支援いただいた県の皆さま、さいたま市の皆さま、ご期待をいただいた埼玉県民の皆さまに大変申し訳なく思っている」と話した。

もっと読む
ツイート シェア シェア