埼玉県の本庄署は3日、死体遺棄の疑いで、上里町七本木、無職の男(69)を逮捕した。
逮捕容疑は、昨年4月下旬から7月25日にかけて、自宅に母親(91)の遺体を放置し、遺棄した疑い。
同署によると、昨年7月25日、男が「母親の意識がない」と110番。救急隊が1階6畳和室の布団の上で死後数カ月経過している遺体を見つけた。腰の辺りまで掛け布団が掛けられていたという。その後の調べで、亡くなっていたのは男の母親と分かった。母親は昨年1月から寝たきりで、男は「生きていると思っていた」と容疑を否認しているという。