埼玉新聞

 

悪質運転者の交通事故防ごう 埼玉・秩父署、速度違反と飲酒運転の取り締まり「思いやりの運転を大事に」

  • 検問を終えたドライバーに啓発品を配る警察官=3日午後8時半ごろ、秩父市宮側町

 悪質運転者による交通事故を防ごうと、秩父署は3日、速度違反と飲酒運転取り締まりを実施した。県警交通機動隊員を含む計11人体制で管内各地を警戒。運転手に啓発品を配布しながら、安全運転の徹底を求めた。

 飲酒運転の取り締まりは、同日午後8時から翌午前0時ごろまで、秩父鉄道秩父駅付近の県道などで展開した。感染防止対策のため、呼気を直接嗅がないアルコール感知器を使用。検問を終えたドライバーには、節分の豆菓子と啓発品を配り、「こマメな安全確認」を呼び掛けた。

 秩父署管内では、飲酒運転にからむ人身事故が昨年2件発生している。同署の潮田雅昭交通課長は「無事故、無違反を心掛け、思いやりの運転を大事にしてほしい」と話している。

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