性的暴行…女性会社員、あぜ道に引きずり込まれる 10年前の深夜に乱暴した男逮捕 人通りが少なく、急に首を絞められ女性負傷「騒ぐな」 現金も奪った無職37歳「殺されたくないなら静かにしろ」
2024/12/04/07:32
10年前に加須市で起きた性的暴行事件について、県警捜査1課と加須署は3日、強姦(ごうかん)致傷、強盗致傷の容疑で、栃木県小山市城東7丁目、無職の男(37)を逮捕した。
逮捕容疑は2014年8月29日午後11時45分~翌8月30日午前0時ごろ、加須市の畑のあぜ道で、当時40代の会社員女性に性的暴行を加え、現金5万円やバッグなど25点(計15万9400円相当)を奪い、左脚にけがを負わせた疑い。男は黙秘しているという。
同課によると、現場は住宅が点在する、夜間の人通りが少ない田園地帯。男は市道を一人で歩いていた女性の首を絞めて畑のあぜ道に引きずり込み、「騒ぐな」「殺されたくなかったら静かにしろ」と脅迫。性的暴行を加え、バッグなどを奪って逃走した。直後に女性が110番した。
2人に面識はなく、遺留物や広範囲の防犯カメラの捜査などから男が浮上した。男は関東圏内の他の警察に逮捕されており、2日に加須署へ移送された。
当時、男は加須市と接する久喜市内に住んでいた。加須署や隣接する署管内では同様の性的暴行事件が05年10月~19年3月に数件発生しており、同課は関連を慎重に調べている。