埼玉新聞

 

神様招き農耕儀礼「あえのこと」 奥能登、復興拠点で収穫に感謝

  •  奥能登の農家に伝わる農耕儀礼「あえのこと」で「田の神様」に酒やごちそうを振る舞う小山栄さん。日本の「伝統的酒造り」や「あえのこと」はユネスコの無形文化遺産に登録されている=5日午後、石川県輪島市三井町

     奥能登の農家に伝わる農耕儀礼「あえのこと」で「田の神様」に酒やごちそうを振る舞う小山栄さん。日本の「伝統的酒造り」や「あえのこと」はユネスコの無形文化遺産に登録されている=5日午後、石川県輪島市三井町

  •  奥能登の農家に伝わる農耕儀礼「あえのこと」で「田の神様」に酒やごちそうを振る舞う小山栄さん。日本の「伝統的酒造り」や「あえのこと」はユネスコの無形文化遺産に登録されている=5日午後、石川県輪島市三井町

 石川県の能登半島北部「奥能登」の農家に古くから伝わり、国の重要無形民俗文化財に指定されている農耕儀礼「あえのこと」が5日、被災各地で行われ1年の収穫を感謝した。輪島市三井町では元日の地震で損壊した建物に代わり、ボランティアが復興拠点とする古民家に「田の神様」を招き入れ、風呂やごちそうを振る舞った。

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