埼玉新聞

 

埼玉の公立高校入試、志願者数発表 全日制は1・10倍 普通科では市立浦和、川口市立が高倍率

  • 県公立高入試、全日制普通科1・15倍

 県教育委員会は15日、2022年度の県公立高校の入学志願者数を発表した。全日制は139校の入学許可予定者数3万6721人(転編入学者らを除く)に対し、4万453人が志願。倍率は1・10倍で前年度と同率だった。定時制は2060人の入学許可予定者数(同)に対して1064人が志願。倍率は0・52倍だった。

 全日制の普通科は2万7200人の入学許可予定者数に対し3万1164人が志願し、倍率は1・15倍。専門学科は7775人に対し7667人(倍率0・99倍)、総合学科は1746人に対し1622人(同0・93倍)が志願した。

 全日制の普通科で倍率が最も高かったのは市立浦和で2・20倍。川口市立が1・87倍、浦和西が1・60倍と続いた。専門学科では大宮の理数科の2・88倍が最も高かった。倍率が1・00倍を下回ったのは、普通科が前年度より2校多い35校、専門学科が5校7学科多い38校45学科、総合学科が前年度と同じ6校だった。

 志願先変更の受け付けは17、18日。学力検査は24日、一部の学校では実技検査や面接が25日に実施される。合格発表は3月4日、追試験は同7日。

ツイート シェア シェア