政治団体・大阪維新の会は8日、所属する大阪府岸和田市の永野耕平市長(46)が提出した離党届を受理すると発表した。性的関係を強要されたとする女性と訴訟で和解したのを受け、離党を勧告。本人が不倫を認めて謝罪した6日の記者会見での説明を踏まえ、改めて綱紀委員会を開いた。
維新幹部は、説明内容で関係の強要が認められれば除名する可能性に触れていた。永野氏は除名の場合は辞職する考えを表明。離党届が受理されれば続投する意向だった。
2018年に維新から立候補した永野氏は現在2期目。会見では強要はなかったとする一方、不倫について「人の道を外れる行為だった」と謝罪した。