埼玉新聞

 

秋が楽しみ!園児らモミジ植栽 秩父ミューズパーク、人気のイチョウ並木の黄葉に加えモミジの「赤」も

  • イロハモミジの苗木を植える緑ガ丘認定こども園の園児=17日午後1時ごろ、秩父ミューズパーク

 毎年11月に赤く色づく紅葉スポットをつくろうと、秩父市と小鹿野町にまたがる秩父ミューズパークの音楽堂前で17日、緑ガ丘認定こども園(同市寺尾)の年長園児33人がモミジの苗木を植栽した。

 同パークは、10月中旬に見頃となるイチョウ並木の黄葉(こうよう)が人気で、スカイロード約3キロに植えられた約500本のイチョウが毎年来場者を楽しませている。イチョウの「黄」に加え、モミジの「赤」も映える紅葉づくりを目指して、2018年からはモミジの植栽に力を入れている。

 園児たちは、秩父開発機構(山口民弥社長)が3年間手塩にかけて成長させた、高さ約1メートルのイロハモミジの苗木計15本をスコップを使って一本一本丁寧に植えていった。同園の福田結花ちゃん(6)は「みんなで楽しみながらできた」と笑顔。永田健悟くん(6)は「秋に公園に行くのが楽しみ」と話していた。

 来年度以降も、秩父ミューズパーク内で同園の園児たちが中心になってモミジ植栽を行う予定。

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