福岡資麿厚生労働相は13日の記者会見で、マイナンバーカードに保険証機能を持たせた「マイナ保険証」の利用率が、2~8日の1週間は28・29%だったと発表した。11月の18・52%から約10ポイント増加した。12月2日から従来型の健康保険証の新規発行を停止し、マイナ保険証を基本とする体制に移行した影響とみられる。
福岡氏は「全ての方が安心して保険診療を受けられる環境整備に取り組んでいく」と話した。従来型の保険証は有効期限内なら来年12月1日まで使える。マイナ保険証を持たない人には期限までに、保険証の代わりになる「資格確認書」が届く。