日本、英国、イタリアによる次期戦闘機の共同開発を巡り、管理を担う国際機関「GIGO(ジャイゴ)」が13日までに英南部レディングで発足した。初代トップの首席行政官に岡真臣元防衛審議官が就任した。日本外務省関係者が同日、明らかにした。また、日英伊の3社は13日、開発を担う合弁会社を設立したと発表した。
3社は三菱重工業などが出資する「日本航空機産業振興株式会社」、英BAEシステムズ、伊レオナルド社。合弁会社は次期戦闘機の設計、開発、納入業務を担う。
日英伊は、2022年12月に次期戦闘機の共同開発で合意。35年までの配備開始を目指す。