川口署は3日、川口市の無職女性(62)が還付金詐欺に遭い、現金計230万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、2日午前9時半ごろから数回、女性方に市役所や金融機関の職員を名乗る男から「病院に通院されていたようだが、過払い金がある」「ATM(現金自動預払機)で還付する手続きができる」などと電話があった。信じた女性は同日午前から午後にかけて、男の指示通り市内の金融機関でATMを計3回操作。指定口座に現金を振り込んだ。翌3日朝にインターネットバンキングで自身の口座を確認したが、残高が減ったままだったことから金融機関に相談して被害に気付いたという。