埼玉新聞

 

無人カフェ、JR駅西口にオープンへ 広さ30平方メートルの敷地、スマホ決済の売り場スペースも 気軽に立ち寄れて便利、市役所の連絡所があった場所 2027年3月末まで営業する予定

  • 市役所連絡所跡地に整備された「シラオカフェ」の店内=白岡市小久喜

    市役所連絡所跡地に整備された「シラオカフェ」の店内=白岡市小久喜

  • 市役所連絡所跡地に整備された「シラオカフェ」の店内=白岡市小久喜

 白岡市は、JR白岡駅西口の市役所連絡所跡地に19日、駅利用客らが利用できる休憩所「シラオカフェ」をオープンする。幅広い世代を対象とした持続可能な施設のあり方を検討する実証実験で、2027年3月末まで運営する予定。

 周辺に気軽に立ち寄れる休憩場所がないことから、4月末で業務を終了した市役所連絡所跡地を活用し、地域の居場所づくり事業として整備した。広さ約30平方メートルの敷地に、いすとテーブルを設置したコミュニティスペース、スマートフォン決済を導入した物販スペース、自動販売機を活用したカフェスペースに、独立した喫煙所スペースを併設。無人店舗で、11月5日からプレオープンしている。

 担当の市地域振興課は「市の新たな取り組みとして試行錯誤しながら、誰もが知る待ち合わせ場所として親しんでもらえるようにしていきたい」と利用を呼びかけている。

 営業時間は午前7時~午後7時。喫煙所スペースの利用は午前6時~午前0時半。
 

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