埼玉新聞

 

詐欺だ!あわてた様子の夫婦「息子に200万円渡す」 埼玉の郵便局員、警官が駆け付けるまで粘って応対

  • 斎藤克也署長と感謝状を手にする菅原和歌子さん(右)(小川署提供)

 特殊詐欺を未然に防いだとして、小川署はときがわ町の玉川郵便局(高山正彦局長)の局員菅原和歌子さんに感謝状を贈った。

 昨年12月23日午前中、預金の払い戻しに訪れた同町の高齢夫婦に使い道を尋ねたところ、あわてた様子で「息子に200万円渡す」などと話したため、特殊詐欺を疑い、高山局長を通じて同署にホットライン通報し、同署員が駆け付けるまで、粘り強く夫婦の応対をした。

 斎藤克也署長から感謝状を受け取った菅原さんは「(詐欺被害を未然に防げて)良かった」と話していた。

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