埼玉新聞

 

冬備え、衣類や食料品配る 大阪・西成、労働者の街

  •  労働者ら(右側)に衣類などを配る「あいりんクリーン推進協議会」の関係者ら=18日午後、大阪市西成区

     労働者ら(右側)に衣類などを配る「あいりんクリーン推進協議会」の関係者ら=18日午後、大阪市西成区

  •  労働者ら(右側)に衣類などを配る「あいりんクリーン推進協議会」の関係者ら=18日午後、大阪市西成区

 日雇い労働者の街として知られる大阪市西成区の「あいりん地区」で18日、西成署と地域住民らでつくる「あいりんクリーン推進協議会」が、本格的な冬に備え、労働者らに衣類や食料品を無料で配った。

 西成区の萩之茶屋南公園(通称・三角公園)には約300人が並び、全国から寄付された衣類やレトルトカレーなどの食料品が手渡された。 

 昨年からあいりん地区で暮らす男性(50)はセーターを受け取り「物価も上がって生活が厳しくなった。これで無事に年が越せる」と笑顔を見せた。

 衣類の寄付は随時受け付けている。問い合わせは事務局の西成署防犯コーナー、電話06(6648)1234。

ツイート シェア シェア