埼玉新聞

 

花見スポット、埼玉の白岡さくらロード 見晴らし良くのどかな川沿いの道 桜の木、穏やかな元荒川に沿う

  • 対岸右側が白岡さくらロードの北端(蓮田市側から撮影)

 白岡市と蓮田市の間を流れる元荒川。川幅が広く流れは穏やか。浅瀬にはダイサギ、中州にはカワウの姿が見られた。蓮田市側から見ると、元荒川が左から右に流れている。星川が常緑樹の並ぶ堤(写真中央)の下を流れ、元荒川に合流している。

 元荒川は熊谷市久下が起点。起点近くは希少魚ムサシトミヨの生息地として知られる。星川の水は利根川から来ている。行田市の利根大堰(ぜき)から引かれた見沼代用水は久喜市の菖蒲総合支所付近で星川を分ける。星川は南東に流れ、ここで元荒川に合わさる。元荒川は越谷市の東部で中川に合流する。

 白岡市西の元荒川沿いは桜の木が植えられ「白岡さくらロード」として花見のスポットになっている。川沿いの道は見晴らしが良くのどか。4月上旬に、さいたま市岩槻区の末田須賀堰が閉まるとこの辺りも水位が上がる。

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