福井県坂井市の市立小学校に登校する児童を乗せたスクールバスが17日朝、5年の男子児童を降ろし忘れたまま車庫に戻っていたことが19日、市教育委員会などへの取材で分かった。車庫到着後、運転手が児童に気付き、学校へ送り届けた。体調に問題はないという。
市教委や児童送迎の委託先の京福バスによると、児童37人を乗せたバスは17日午前7時40分ごろ、学校に到着。運転手が車内を確認したが、最後部から2列目の座席に座っていた男子児童を見落とした。その後、バスが市内の車庫に戻った際にした点検で発見した。
京福バスの担当者は「今後二度とないように深く反省している」と話した。