県は、2月26日に1件の交通死亡事故が発生したことで2月中の交通事故による死者が10人に上ったとして、真砂和敏県民生活部長による「交通死亡事故多発警報」を1日に発令した。発令期間は14日まで。
県防犯・交通安全課によると、今年の交通事故死者数は28日時点で17人(前年同日比7人減)。13人が65歳以上の高齢者で、そのうち9人は歩行中だった。同課は「昨年と比べれば少ないが多発傾向にある」と話した。
発令期間中は市町村や県警などと協力し、関係機関への広報や看板の設置、交通取り締まりの強化など事故防止対策を実施する。警報発令は今年初めてで、2021年は5回発令された。