リクルートワークス研究所は20日、これから就職活動が本格化する2026年卒の大学生・大学院生の採用数が25年卒よりも「増える」と答えた企業は13・2%だったとの調査結果を発表した。前年の15・6%からは下がったが、担当者は「採用意欲は依然として高い」と分析している。
全ての業種で「増える」企業が「減る」を上回った。「増える」が最も多いのが小売業で、21・8%だった。訪日客の増加で需要が高まっているドラッグストアなどが採用を拡大しているという。
採用数が「減る」は5・4%で前年の4・8%から上昇。「変わらない」は50・1%、「分からない」は18・3%だった。