県公立高校の全日制139校と定時制24校が4日、2022年度の合格者を一斉に発表した。退席者などを除く計4万914人の受験者数に対し、3万6138人が合格した。新型コロナウイルス対策のため午前9時からウェブで合格者を発表し、各学校では同10時から掲示した。

　県教育局高校教育指導課によると、全日制は3万9877人が受験し、3万5119人が合格。定時制は1037人が受験し、1019人が合格した。入試の点数は本人に限り、15～22日に受験校で確認することができる。

　合格者が募集定員に満たずに欠員補充を行う高校は81校で、2723人を募集する。全日制は63校1682人、定時制は24校1041人。17日以降に学力検査などを実施し、内容や日程は各学校が定める。

　同課は、2月28日に訂正した受験状況の公表資料を再度訂正。所沢高校の事前取り消し者数を5人、受験者数を463人、倍率を1・29倍とし、全日制と定時制を合わせた受験者総数を4万923人、事前取り消し者数を159人とした。