埼玉新聞

 

23歳女を逮捕…輸入した麻薬を送ろうとしていた さらに送付先だった男2人も逮捕「薬物だと知らず」

  • 県警察本部=さいたま市浦和区高砂

 麻薬を密輸したとして、県警薬物銃器対策課と久喜署、東京税関羽田税関支署の合同捜査班は7日、麻薬取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、坂戸市坂戸、ベトナム国籍の塗装工の男(26)、同無職の男(32)の両容疑者を再逮捕した。

 再逮捕容疑は氏名不詳者と共謀し、現地日付1月21日、合成麻薬のMDMA約35・6グラムとケタミン約29・8グラム(計約95万円相当)を輸入した疑い。32歳男は容疑を否認し、26歳男は受け取ったことは認めているが、「薬物とは知らなかった」と一部否認しているという。

 同課によると、1月31日、税関から連絡を受け捜査を開始。2月8日、郵便物を受け取り、坂戸市内に送付しようとしたとして同市の女性(23)を麻薬特例法違反で逮捕し、送付先の捜査などから両容疑者を特定した。

 32歳男は、知人の紹介で26歳男方に同居していたという。両容疑者は2月15日、共同で所持したとして、麻薬特例法違反で逮捕されていた。

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