箱根駅伝5位目指す 大東大陸上部 監督、選手が抱負
2024/12/24/13:15
来年1月2~3日に行われる「第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」に出場する、大東文化大学の陸上競技部男子長距離のエントリー16選手が17日、東松山市のキャンパスで抱負を語った。同大学は前回大会10位で、9年ぶりにシード権を獲得。就任3年目で同大学OB真名子圭監督は「大学史上最弱の学年と言われて入学してきた4年生が大きく成長し、5人がエントリー。各学年にもエースがいてバランスの取れたチームとなった。安定した走りで総合5位を目指す」と目標を掲げた。
今回はエースの西川千青選手や主将の西代雄豪選手(ともに4年)ら前回大会の経験者6人がエントリー。2年連続9区の大谷章紘選手(4年)、前回10区でシード権獲得に貢献した佐々木真人選手(4年)、出雲駅伝1区で5位と好走した入浜輝大選手(3年)もメンバー入りした。
箱根駅伝の未経験者は、11月の上尾シティハーフマラソンを1時間1分38秒のU-20(20歳以下)日本新記録で制した棟方一楽選手(2年)、出雲2区3位で全日本大学駅伝1区5位と結果を残しスピードが武器の大浜逞真選手(1年)がエントリーされた。留学生ではエヴァンス・キプロップ選手(1年)が登録されている。
西代主将は「今シーズンの前半はなかなか結果を出すことができなかったが、7月以降、チームの調子が上がってきて、自信を持って挑めるチームになった。4年生を中心に強い後輩たちと笑顔で活躍する姿を見せたい」と抱負を語った。
同大学は箱根駅伝に52回出場し、総合優勝4回を誇る古豪。今シーズンは9年ぶりに三大駅伝フル出場を果たし、出雲駅伝10位、全日本大学駅伝11位だった。箱根駅伝では、ここ数年間で最も好成績だった2009年の総合4位に近づく総合5位を目指す。