埼玉新聞

 

東日本大震災から11年…埼玉への避難者、現在2739人 東北3県以外で全国2番目に多く 福島県民9割

  • 東日本大震災、県内避難者2739人 東北3県以外で全国2番目

 2011年3月11日に発生した東日本大震災による県内への避難者は県のまとめで2月1日現在、2739人(前年2964人)で、被災3県(岩手、宮城、福島)を除くと、東京都の3387人に次いで、全国で2番目に多い。2739人の内訳は福島県からの避難者が2490人で9割を占め、宮城県は159人、岩手県は61人、その他29人だった。

 避難先は県内56市町にあり、最多は加須市の457人。次いで川口市の247人、さいたま市の205人、越谷市202人の順。施設別でみると、最多は親戚・知人宅の1799人で、民間賃貸住宅が831人、公営住宅などが86人、病院などが23人。ピーク時は県内に5650人(14年12月時点)が避難していた。

ツイート シェア シェア