埼玉県などは15日、新型コロナウイルスに感染していた男女8人が死亡、新たに2350人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が1438人、さいたま市451人、川口市208人、川越市56人、越谷市197人。

　川口市で過去の陽性者1人の取り下げがあり、累計感染者は37万2639人（チャーター便帰国者含む）、死者は1267人（15日午後7時現在）。

　14日夜時点の重症者は46人、感染者の入院は1347人、ホテル療養662人、自宅療養2万4344人。退院・療養終了は33万9529人。

　県によると、50～80代の男女6人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は、前日午後判明分を含め、未就学児～90代の男女1661人。そのうち、みなし陽性は91人。クラスター（感染者集団）関連は8施設で、新たに1施設で5人の感染が確認された。会食で感染が疑われるのは50～60代の男女2人。ワクチンを3回接種していた20～90代の男女77人、2回接種していた10～90代の571人が感染した。

　県教育局によると、県立学校13校で児童生徒32人、教職員4が感染。学年閉鎖は2件、学級閉鎖は14件。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女451人。10代男性を含む4人が中等症。

　川口市によると、新規感染の確認は10歳未満の未就学児から90代までの男女208人。保育園では1園で1人が感染した。

　川越市によると、90代女性が1日に死亡した。新規感染者は未就学児を含む10歳未満～90代の男女56人。

　越谷市によると、80代女性が2月9日に死亡した。新たに感染したのは10歳未満の未就学児～90代の男女197人。同市は、市内の特別養護老人ホームで入居者25人と職員10人の計35人が感染し、クラスターと認定した。