埼玉新聞

 

あれ?と驚くストーリー インパルスの板倉さん起用、富士見市が劇場CM制作 ららぽーとの映画館で放映

  • 市PR大使の板倉俊之さんが出演する富士見市の劇場CM「シネアド」のワンシーン

 富士見市は、PR大使に委嘱している同市出身のお笑い芸人「インパルス」の板倉俊之さんを起用し、劇場CM「シネマアドバタイジング(シネアド)」用の動画を制作した。市制施行50周年記念事業の一環で、18日~4月14日に大型商業施設「ららぽーと富士見」内の映画館「TOHOシネマズ」で放映する。

 シネアドは15秒間。仕事を終えた板倉さんが楽屋のドアを開けると、市内の難波田城公園や水子貝塚公園に入ってしまう。あわてた板倉さんが走り出すと、市のマスコットキャラクター「ふわっぴー」と衝突。あおむけに倒れた板倉さんが「あ! ここは富士見市かよ」と驚くストーリー。

 同シネマには九つのスクリーンがあり、各スクリーンごとに映画の本編を1日4回上映している。期間中は市のシネアドが千回以上放映される予定という。

 同市は1972年に富士見町から市に移行。市制施行当初は約5万9千人だった人口は、今年2月現在で約11万2千人に。小学生時代を市内で過ごした板倉さんは、2016年5月にPR大使に委嘱されている。

 市シティプロモーション課は「市の知名度を上げたい。映画館には市外からも多くの人が来るので、シネアドを必ず見る」と効果に期待を寄せている。

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