埼玉県などは20日、新型コロナウイルスに感染していた70、80代の男女2人が死亡、新たに3323人の感染を確認したと発表した。感染者は前週日曜日からは804人減少し、1日の感染者が前週の同一曜日を下回るのは4日連続となった。内訳は県発表が2201人、さいたま市512人、川口市264人、川越市135人、越谷市211人。

　これまでに確認された感染者は39万1696人（チャーター便帰国者含む）、死者は1293人（20日午後7時現在）。

19日夜時点の重症者は29人、感染者の入院は1115人、宿泊療養704人、自宅療養2万3142人。退院・療養終了は38万8588人。

　県によると、県管轄で詳細が判明した新規感染者は、前日午後判明分を含め、未就学児～90代の男女2223人。うち、みなし陽性は52人だった。クラスター（感染者集団）関係では、新たに県内の医療機関で入院患者4人と医療従事者1人の計5人が感染した。会食で感染したのは10～20代の男女4人。ワクチンを3回接種して陽性となったのは10～90代の男女142人で、同2回接種は10～90代の男女825人だった。

　さいたま市によると、70代女性が12日、80代男性が14日に死亡した。いずれもワクチンを2回接種済み。感染が判明したのは10歳未満～90代の男女512人。また、重複があったとして18日に陽性と公表した1人を取り下げた。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女264人。また、重複があったとして14日に陽性と公表した1人を取り下げた。

　川越市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女135人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～80代の男女211人。