埼玉県などは21日、新型コロナウイルスに感染していた80～90代の男女4人が死亡、新たに2985人の感染を確認したと発表した。1日の感染者数が3千人を下回るのは先週火曜日以来。感染者の内訳は県発表が2062人、さいたま市486人、川口市205人、川越市108人、越谷市124人。

　これまでに確認された感染者は39万4680人（チャーター便帰国者含む）、死者は1297人（21日午後7時現在）。

　20日夜時点の重症者は31人、感染者の入院は1091人、宿泊療養689人、自宅療養2万3287人。退院・療養終了は36万1900人。

　県によると、県管轄で感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め未就学児～90代の男女2317人。うち、みなし陽性者は51人。ワクチンを3回接種していた人は20～90代までの120人。

　クラスター（感染者集団）は、高齢者施設で入所者7人が感染するなど、新たに高齢者施設と児童福祉施設で2件確認された。また、会食関連では10代と30代の男性2人が感染した。

　さいたま市によると、市内の80～90代の男女3人が死亡した。感染が判明したのは10歳未満～80代の男女486人。うち4人が中等症となっている。

　川口市によると、医療機関に入院していた80代の男性1人が死亡した。感染が判明したのは、10歳未満～90代の男女205人。また、19日に陽性と発表した1人について重複があったとして取り下げた。

　川越市によると、感染が判明したのは10歳未満～100歳以上の男女108人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～70代の男女124人。