埼玉新聞

 

【逍遥の記(28)】想像し、共感し、共苦し続ける ノーベル文学賞を受けたハン・ガンの作品を読む

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  •  ノーベル賞授賞式でメダルを授与されるハン・ガンさん(左)=2024年12月10日、ストックホルム(聯合=共同)

 2024年秋、精神的なダメージを受けて、ひどい吐き気やめまい、胃痛や頭痛に悩まされていた時期がある。会社を休み、長い時間をベッドで過ごした。その間、韓国人作家ハン・ガンの「別れを告げない」を読んでいた。読むことにも体力がいるから、本当に少しずつしか、読み進められなかった。でも、この小説のおかげで私はなんとか、苦しい時間を乗り越えることができた。

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