埼玉新聞

 

<新型コロナ>3回接種の男性死亡…埼玉4145人感染、新クラスターで5人が 11クラスター拡大

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは25日、新型コロナウイルスに感染していた50~90代の男女11人が死亡、新たに4145人の感染を確認したと発表した。感染者は9日連続で前週同一曜日を下回った。内訳は県発表が2796人、さいたま市506人、川口市387人、川越市154人、越谷市302人。

 これまでに確認された感染者は40万6137人(チャーター便帰国者含む)、死者は1339人(25日午後7時現在)。

 24日夜時点の重症者は22人、感染者の入院は929人、宿泊療養634人、自宅療養1万9251人。退院・療養終了は37万6154人。

 県によると、県管轄では50~80代男女7人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~90代の男女2725人。うち、みなし陽性は81人。クラスター(感染者集団)関連は11施設で、新たに高齢者施設で入所者や職人5人の感染が確認された。会食で感染が疑われるのは未就学児~50代男女5人。ワクチンを3回接種していた20~80代の男女169人、2回接種していた10~90代の959人が感染した。

 さいたま市によると、80代男性が2月9日、90代男性が3月19日に死亡した。80代男性はワクチン2回、90代男性は3回接種済みだった。感染が判明したのは10歳未満~90代の男女506人。

 川口市によると、80代男性が17日に、90代女性が22日に死亡した。感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の男女387人。

 川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の男女154人。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~80歳代の男女302人。70代女性1人が中等症で入院した。市議会議員1人の要請が判明したが、市民との濃厚接触はないという。

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