埼玉新聞

 

淡水生物4分の1絶滅危機 日本固有の魚は4割

  •  米フロリダ州に生息する絶滅危惧種のザリガニの仲間(Keith A. Crandall/C. Riley Nelson提供)

     米フロリダ州に生息する絶滅危惧種のザリガニの仲間(Keith A. Crandall/C. Riley Nelson提供)

  •  米フロリダ州に生息する絶滅危惧種のザリガニの仲間(Keith A. Crandall/C. Riley Nelson提供)

 川や湖といった淡水に生息する世界の魚やザリガニ、トンボなど約2万3千種のうち4分の1が絶滅の危機にあるとの分析結果を国際自然保護連合(IUCN)のチームが8日付の英科学誌「ネイチャー」に発表した。淡水生物の保全状況を地球規模で網羅的に評価した初めての調査。生物種の1割は淡水に生息するとされ、人間の生活や文化とも関わりが深く「絶滅を防ぐため迅速な対応が必要だ」と指摘した。

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