埼玉県などは26日、新型コロナウイルスに感染していた70～90代の男女9人が死亡、新たに4129人の感染を確認したと発表した。感染者数は2日連続の4千人超え。1週間前の19日より729人増え、前週同一曜日を上回るのは16日以来10日ぶり。内訳は県発表が2845人、さいたま市570人、川口市324人、川越市103人、越谷市287人。

　これまでに確認された感染者は41万266人（チャーター便帰国者含む）、死者は1348人（26日午後6時現在）。

　25日夜時点の重症者は25人、感染者の入院は920人、宿泊療養617人、自宅療養1万9275人。退院・療養終了は37万9714人。

　県によると、県管轄で70～90代の男女9人が死亡した。うち7人は新型コロナが主因だった。感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児～90代の男女2862人。うち、みなし陽性は65人。クラスター（感染者集団）関連は6施設で、新たに医療機関1カ所で入院患者8人、医療従事者2人の感染が確認された。会食で感染が疑われるのは未就学児～50代男女7人。ワクチンを3回接種していた10～90代の男女182人、2回接種していた10～90代の993人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女570人。中等症は6人。みなし陽性者は27人。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女324人。みなし陽性者は20人。

　川越市によると、感染が判明したのは10歳未満～70代の男女103人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～80代の男女287人。みなし陽性者は3人だった。