埼玉新聞

 

浦和コルソ1階で「クッキーバザール」、毎年恒例の開催 25団体が大集合 オンラインバザールも実施へ

  • クッキーバザールで販売するクッキーや展示する「おうち箱ギフト」(提供写真)

 NPO法人「クッキープロジェクト」(さいたま市浦和区)は28~30日、浦和コルソ1階で、毎年恒例の「クッキーバザール2022」を開催する。県内の福祉作業所25団体と一緒に、障害のある人が手作りした50種類以上のクッキーやドーナツを販売する。4~6月には、昨年に引き続きオンラインバザールを実施。新型コロナウイルスの影響で、クッキーの売り上げが減少していることから、購入による支援を呼び掛けている。

 同法人は障害のある人やプロのシェフ、デザイナー、学生、主婦、会社員らが、福祉作業所の手作りクッキーなどの商品開発に取り組んでいる。バザールに参加するのは、さいたま市や川口市、上尾市、川越市、深谷市、幸手市などの福祉作業所25団体。バザールに向けて、パレスホテル大宮のシェフパティシエとオンラインで味の勉強会をしたり、ギフト用の「おうち箱ギフト(仮称)」を試作した。

 コロナの感染拡大でイベントなどが中止され、福祉作業所は販売機会を失っているという。代表理事の若尾明子さんは「クッキーでおうち時間に、のんびりほっとするひとときをお届けしたい。オンラインバザールでは季節感を大事にしながら、複数の福祉作業所のお菓子を詰め合わせして販売する」と話していた。

 バザールは午前10~午後8時。オンラインは、同法人の通販サイト「おかし屋マーブルONLINE」から申し込む。問い合わせは、同法人(電話048・717・1689)へ。

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