埼玉新聞

 

梅林堂“生サブレやわらかゴールドプレーン”の季節限定パッケージに込められた思い 幅広くお客さんへ

  • 栗原良太社長(左)と対談したグラフィックデザイナーの奥村ゆいさん=26日午後、熊谷市箱田6丁目の梅林堂箱田本店

 熊谷市箱田6丁目の梅林堂箱田本店で26日、現在販売している菓子「生サブレやわらかゴールドプレーン」の季節限定パッケージを手掛けたグラフィックデザイナーの奥村ゆいさんと、同社の栗原良太社長による対談が行われた。

 奥村さんは多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業後、京都の雑貨メーカーで商品からパッケージデザイン、ロゴマーク、販促物などのさまざまなブランディングデザインを担当。その後、デザイン会社で企業の商品デザインやブランディングを経験し、2018年に独立した。

 同店で4月10日まで個展も開催中の奥村さんは、デザイナーを目指したきっかけやデザインの方法などについて紹介。温かみのある冬季限定パッケージは鹿がデザインされていて、「子どもっぽくや大人っぽくなりすぎず、幅広いお客さんに合うようにした。自分が本当に好きなものをバックアップできるのは幸せ」と話していた。

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