埼玉新聞

 

関東最大級!カインズの巨大流通センター、埼玉で本格稼働へ 敷地面積は広大、駐車場は285台 保管能力は1万8千パレット 圏央道、国道16号の結節点で好立地

  • 日高市上鹿山のカインズ日高流通センター(同社提供)

    日高市上鹿山のカインズ日高流通センター(同社提供)

  • 【地図】日高市(背景白)

    日高流通センターがある日高市

  • 日高市上鹿山のカインズ日高流通センター(同社提供)
  • 【地図】日高市(背景白)

 ホームセンターのカインズ(本庄市)は13日から、2024年4月に竣工した日高流通センター(日高市上鹿山)の本格稼働を開始する。同施設は、圏央道「狭山日高インターチェンジ」から約3・4キロの同路線と国道16号の結節点に立地。関東圏では敷地面積と保管能力で同社最大級となる。

 特徴の一つである積み下ろしスペース(トラックバース)を3面に設置し、車両計127台の同時接車が可能。また、バース予約システムの導入により積み下ろし時間の大幅な削減が可能となり、ドライバーの拘束時間短縮にも貢献する。

 また、屋根全面に太陽光発電パネルを設置し、使用電力の約70%を再生可能エネルギーでまかなう。岐阜プラスチック工業(岐阜市)と共同で開発した「茶殻リサイクルパレット」を社内で初めて採用した。全体の約1割を同パレットに変更することで、約4600キロの二酸化炭素排出(2リットル入りペットボトル換算で約118万本に相当)を削減する。

 敷地面積は5万5026平方メートル、延べ床面積は約6万6166平方メートル。保管能力は約1万8千パレット。駐車場は285台分を完備している。
 

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