新時代を胃袋で体感 三芳の小中学校8校で令和祝う「令和給食」提供 町長も同席 児童ら頬張る
2019/05/09/00:00
ゴールデンウイーク期間中に元号が平成から令和に改元したことを受け、連休明けの7日、三芳町の全小中学校計8校で新元号を祝う「令和給食」が提供された。縁起を担いだ赤飯や紅白団子などが教室の机を彩り、児童や生徒らは新しい時代を胃袋で体感した。
この日の献立は、縁起物の赤飯と紅白団子のほか、サバのみそ煮と揚げたゴボウのごまあえ、ワカメとタケノコのお吸い物、牛乳。
同町藤久保の唐沢小学校(木村博幸校長、児童数454人)では、林伊佐雄町長が4年2組に同席し、児童らとともに令和で最初の給食を食べた。林町長は「令和とは万葉集から出された言葉。一人一人が未来に向かって羽ばたいてほしい」と児童らにエールを送った。
配膳が終わった児童は「いただきます」の掛け声とともに、赤飯やサバのみそ煮を頬張った。改元について、田元一路君(9)は「令和はお母さんの手伝いをしてあげたい」。深沢心春さん(10)は「ノートの字をきれいに書けるようになりたい」と新しい時代の目標を話した。