ブックオフさすが!すでに39万円分を買い取り、子ども支援へ 各地に回収箱を設置、本を入れるとブックオフが査定 買い取った現金が助成金となり、子ども食堂など支える 市社協と提携、貴金属やゲーム機も回収可
2025/01/17/15:06
所沢市社会福祉協議会は15日から、所沢市並木の市役所1階に、古本回収箱を設置した。回収された書籍は中古品買い取り、販売店の「ブックオフ」が査定、買い取りをし、子どもの居場所づくり事業への支援に役立てられる。
所沢市社協とブックオフを運営する「ブックオフコーポレーション」は、2023年6月から提携。市内の病院や公共施設などに回収箱を設置し、買い取り事業を進めていた。15日現在で約39万円分が買い取られ、子ども食堂など子どもの居場所づくり団体への助成金や、食料の購入などに活用された。回収箱は市役所への設置で市内15カ所目。
回収箱では古本のみ集めるが、集荷サービスで貴金属やゲーム機などの回収もできる。所沢市社協の担当者は「市役所からもっと(回収箱の)設置が広がるのでは」と期待。「1冊でも入れてもらえれば子どものために活用できる。まだまだ市内に広げていきたい」と話した。
問い合わせは、所沢市社協地域福祉推進課(電話04・2925・0041)へ。