強盗強制性交等の疑い、男を逮捕 出勤しようと女性が開けた玄関から押し入る 通報遅らせるため暴行/県警
2019/05/10/00:00
女性宅に押し入って暴行し金品を奪ったとして、県警捜査1課と新座署の合同捜査班は9日までに、住居侵入と逮捕監禁、強盗強制性交等の疑いで、住所不定、無職の男(44)を逮捕した。
逮捕容疑は1月23日午前7時15分ごろから同10時ごろの間、新座市内のマンション一室に侵入。この部屋に住む20代の女性会社員に体を触るなどの暴行を加えた上、現金約4万円とキャッシュカード1枚、腕時計1個を奪った疑い。
同課によると、男は女性が出勤しようと玄関ドアを開けた際、通路に立っており、押し入った。果物ナイフのようなものを示し、「声を出すな」と脅したという。
女性の依頼を受けた隣人女性が110番した。防犯カメラなどの捜査から男の関与が浮上し、1月28日に指名手配。今月8日午後6時20分ごろ、新座市の東武東上線志木駅付近のパチンコ店内で同課の捜査員が発見した。
男は「お金目的でやった」と容疑と認め、暴行については「通報を遅らせるため」と供述しているという。
女性のキャッシュカードを使用して計50万円が不正に引き出されており、県警は男が盗んだとみて、余罪についても調べる。