上尾市内の線路上に3月、自転車が放置され列車に衝突した事件で、上尾署は7日、電汽車往来危険の疑いで、上尾市柏座2丁目、無職の男(24)を逮捕した。「酒に酔っていて覚えていない」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は3月12日午前8時ごろ、上尾市西宮下2丁目のJR高崎線下り線の線路内に自転車を放置して、15両編成の列車と衝突させ、往来を妨害した疑い。乗客乗員にけがはなかった。
同署によると、防犯カメラの映像などから男を特定した。自転車は線路上に倒れていたことなどから、男が持ち込んで置いたとみて調べている。