大宮に新カプセルホテル、コンビニも併設 10日オープン JR大宮駅から徒歩3分
2019/05/10/00:00
複合商業施設などを運営する浜友商事(東京都)は10日、さいたま市大宮区内にカプセルホテル「eeGee STAY(イージーステイ)大宮」を開設する。同社がカプセルホテルを運営するのは初。
各室を一般的なサイズより大きくしたほか、寝具メーカーと開発したマットレスを用意。コンビニエンスストアも併設し、近隣に催事参加で訪れる若年層やビジネスマンらの需要を取り込む。
新ホテルはJR大宮駅東口から徒歩3分のテナントビル内の、2フロアに開設した。客室は306室で、1階152室が女性、2階154室が男性となっている。
ユニットの容積は約4・3立方メートルで、一般的なカプセルホテルより2倍程度大きい。このほか約6・5立方メートルのものもある。全室に同社と寝具メーカー「東京西川」で開発したマットレスを備えた。
各階には、シャワールームやコインランドリーのほか、キャリーバッグが置けるエリアを設けた。ホテル入口にはコンビニのヤマサキショップを併設。ホテルの受け付けで支払う形式で、宿泊客の利便性を高めた。
一室当たりの宿泊料金は、税込で3500~4500円。コンサートなど催事があるさいたまスーパーアリーナ(中央区)に訪れる若者、大宮駅周辺に来る出張者らの利用を見込む。
9日にホテル内で説明会を開いた。経営企画本部の今岡芳宏部長は「宿泊客に快適な空間を提供し続けることで稼働率を高め、今後の新規出店の足掛かりにしたい」と抱負を語った。