埼玉新聞

 

好評りそなアプリ、500万ダウンロード突破 簡単操作で住所変更、振り込み可 改善重ねて900回

  • 3月までにダウンロード数が500万件を突破した「りそなグループアプリ」

 りそなグループは7日、スマートフォンアプリ「りそなグループアプリ」のダウンロード数が3月までに500万件を超えたと発表した。2018年2月、金融サービスのデジタル化を目的に投入して以来、簡単な操作で住所変更や振り込みなどのサービスを利用できる点が評価され、件数を伸ばしてきた。

 「りそなグループアプリ」は投入以来、約900回機能の改善を施すなど、提供サービスの拡充、利用しやすさを追求。振り込みや残高照会、定期預金や外貨預金の口座開設、普通預金明細の表示期間の延長、住宅ローンの申し込みといった機能を装備している。2月からグループ行の、みなと銀行でもサービス提供を始めた。

 機能の充実、スマホアプリ基盤を提供できる利点もあり、地方銀行への導入提案を推進。第1弾はめぶきフィナンシャルグループ(FG)で、21年3月から傘下の常陽銀行(水戸市)と足利銀行(宇都宮市)の顧客向けにサービス提供を始めた。利用者数は3月までに両行合計で55万件を超えている。

 基盤は百十四銀行(高松市)への提供が決まったほか、京葉銀行(千葉市)とはアプリ導入などデジタル分野で提携している。

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