埼玉新聞

 

人気高い、埼玉・加須のブランド・トマト「木甘坊」、出荷好調! 北川辺地域の名産 甘みと酸味のバランス、しっかりした果肉が特徴 加須市内の直売所などでも販売「おいしいので、ぜひ食べて」

  • 北川辺地域のブランド・トマト「木甘坊」の4キロ箱を持つ増田貴夫会長

    北川辺地域のブランド・トマト「木甘坊」の4キロ箱を持つ増田貴夫会長=15日午前、加須市麦倉

  • 北川辺地域のブランド・トマト「木甘坊」の4キロ箱を持つ増田貴夫会長

 埼玉県加須市北川辺地域名産のブランド・トマト「木甘坊(きかんぼう)」の出荷が、同市麦倉のJAほくさい北川辺支店隣接の「北川辺トマト選果場」で始まっている。出荷は好調で、昨年12月中旬にスタート。7月上旬まで続く。

 北川辺とまと研究会の増田貴夫会長(45)は「会員のトマト農家は18軒。『れおん』という品種を主力に出荷している。甘みと酸味の絶妙なバランスと、しっかりとした果肉が特徴のトマト。北川辺のトマトといえば『木甘坊』。おいしいので、ぜひ食べてください」と話した。

 同研究会の発足は1966年で、59年の歴史がある。木甘坊というユニークな名前は2005年に地元の小学生が名付けた。「かぞブランド」認定品に登録されていて、人気が高い。

 増田会長によると、選果場の稼働は2月上旬までは週3日ペース。以降、7月上旬までは連日の稼働(休日あり)になるという。

 4キロ箱などに箱詰めされた木甘坊は、主に埼玉中央青果市場(上尾市)、東京豊島青果市場、東京千住市場に出荷されている。店頭販売も始まっていて、加須市内では、JA北川辺農産物直売所(コメットハウス)、道の駅かぞわたらせなどで扱っている。

 問い合わせは、北川辺営農経済センター(電話0280・62・2211)へ。

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