埼玉新聞

 

さいたまスポーツフェスティバル開催へ Sアリーナで11、12日 昨年は2万3500人来場

  • 昨年の「さいたまスポーツフェスティバル」の様子(さいたま市提供)

 スポーツの魅力を多くの人に体験してもらおうと、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで11、12日に「さいたまスポーツフェスティバル2019」(さいたま市主催)が行われる。今年で5回目の催しで、東京五輪・パラリンピックの競技のほか、新感覚スポーツなども体験できる。

 東京五輪のサッカーとバスケットボール競技会場となっているさいたま市が、大会PRと機運醸成を図ろうとスタート。昨年もスーパーアリーナで開かれ、2日間で約2万3500人が訪れた。

 体験できるのは両競技のほか、卓球やトランポリン、ビームライフル、ゴルフ、パラ競技の車いすバスケ、ボッチャなど。

 今年は体験できる競技アトラクション数が昨年の33競技から45に増えた。新たに直径8メートルの鉄製ゲージで1対1で競い合うストリートスポーツ「デュエルサッカー」、12個のカップを積んだり崩したりしてスピードを競う「スポーツスタッキング」などがある。

 会場内では、男子バレーボールでバルセロナ五輪に出場した大竹秀之さんによるスポーツ教室や、キックボクシング「K-1」の武尊選手のトークショーなども行われる。

 スポーツが苦手な人には、頭にヘッドマウントディスプレーと腕にアームセンサーを装着して、体を動かして楽しむ新感覚スポーツ「HADO」のほか、会場内に隠されているヒントを手掛かりに謎を解く「スポフェス謎解き」などもある。

 市オリンピック・パラリンピック部は「昨年から五輪競技体験などアトラクション数を増やし、さまざまなスポーツが体験できる。会場は東京五輪のバスケットボール会場となるスーパーアリーナなので、ぜひ遊びに来て」と呼び掛けている。

 両日とも午前10時~午後6時。入場無料。問い合わせは、同部(電話048・829・1023)へ。

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