西武線所沢駅直結の商業施設「グランエミオ所沢」内にシェアオフィス「エミフィス所沢」が4日、オープンした。

　運営するのは西武グループの総合不動産会社の西武リアルティソリューションズ。近年の働き方改革の推進により、テレワークや都心部でのシェアオフィス需要が高まる中、通勤時間の削減、ワークライフバランスの向上などを目指し、同社は2019年から西武線沿線で会員制シェアオフィス事業を展開している。

　エミフィス所沢はグランエミオ所沢4階にあり、延べ床面積は約174平方メートル。改札から駅の外に出ることなくアクセス可能で、ベンチ席やキャンプ場をイメージしたカジュアルな椅子が並ぶオープン席が21席、完全個室が5席、半個室が10席、県産木材「西川材」を使用した半個室（木製ブース）が2席、間仕切り席4席の合計42席が用意されている。全ての席でウェブ会議が可能で、15分単位の従量料金制となっている。営業時間は午前8時から午後11時まで。料金は15分176円～330円（税込み）。利用するには会員登録が必要となる。

　同社は「今後もサービスの充実を図りながら、沿線のお客さまのニーズに沿った展開を検討していく」としている。

　問い合わせは、公式ホームページ（https：//emiffice．jp/tokorozawa/）へ。